2007年6月23日土曜日

サーバファームはロシアへ

地球温暖化を防ぐためにエネルギーを節約する必要がある。
多くのサーバを集めた施設をサーバファームという。サーバは多くの熱を発する。サーバファームではサーバを冷却するため空調設備を必要とする。
一番よいのは冷却する必要のないサーバを開発することだが、それができない場合、せめて空調分のエネルギーでも節約したい。
そこでサーバファームを高緯度の地域に設立することを考える。熱帯地域に作るよりずっと合理的だ。低緯度でも季節により南半球と北半球で分担する方法も考えられるが稼働率が課題だ。
候補地として緯度だけなら南極だが、いかんせんインフラがない。現時点では、カナダや北欧諸国が有望だ。
しかし、長期的にはロシアがもっとも有望だろう。ロシアには広大な土地がある。また、資源国であるから電力が不足することはない。ただし、ロシアは送電網、通信網などのインフラをもっと整備する必要がある。
インフラ整備が冷たいサーバの開発より早ければロシアのビジネスチャンスは大きい。

2007年6月22日金曜日

iPodの問題点

iPodは携帯プレイヤーの中で一人勝ちの状態だ。
しかし、死角がないわけではない。
ここでは、iPodの問題点を考えてみる。
(1) iTunesで曲を管理するのでPCが必要になる。PCなしで使える製品があればiPodに勝るかもしれない。しかし、これからの時代にPCが使えない人が増えるかといえば、逆に減るだけだろう。
(2) iPodにはいくつものシリーズがあるが、個人的にはnano以外のシリーズは不要だと思う。少なくとも曲を聴くだけならいらない。余分なシリーズにコストを払う分、価格が高めになる。nanoに経営資源を集中させれば、もっと収益を高めることができるだろう。nanoにiPhoneのI/Fを取り入れ、ダイヤルをなくせばもっと小さくできる。
(3) HDD iPodにはストレージとしての付加価値がある。しかし、FATなので2GB以上のデータを分割しなければならない。iPod自身にツールを組み込んで自動的に分割・結合できたらよい。さもなければiTunesにそのような機能が欲しい。同期するとき、iPodに送信時分割し、受信時結合する。分割されたファイルの構造はXMLファイルなどで表し、iPodがそのファイルを参照するとき元のファイルのように扱う。一種の仮想ファイルシステムか?
(4) iTunesのデータを新しいPCに移行するツールが欲しい。HDD iPod自身に保存して移行できればよい。
(5) iPodでは文字を入力できない。メモをとったり、予定を記入したりする機能があるとよい。そのためにはIM(Input Method)が必要になる。枠組みを定義し、公開すれば、すぐにでもiPod版ATOKが開発されるのではないだろうか?
(6) iPodは独自のUSBインターフェースでPCと接続する。いわゆるiPodコネクタだ。なぜ、最初から普通のUSBケーブルで接続できるようにしなかったのだろう。さらにいえば、ケーブルなしで直接接続できたほうがよい。SDメモリで受け渡すのでもよいのだが。
(7) iPodにはマニュアルらしきものが全くない。本体にマニュアルを入れるべきだ。
(8) 腕時計型iPodはでないのか?円形ならダイヤルのデザインも容易だ。コネクタの問題さえクリアできれば作れそうだが。なぜ、iPodをわざわざ腕時計にするかといえば、下手な時計より機能が多いからだ。携帯を時計代わりにするより使えるのではないだろうか?
(9) iPodに限らず腕時計にもストップウォッチがある。ストップウォッチに3回時間を指定してアラームを鳴らす機能を入れられないだろうか?可能ならプレゼンの時間測定に使える。
(10) iPodにインタプリタを導入したらどうだろうか?これには様々な用途がある。iPodのCPUは変わる可能性がある。だからCPUに依存するプログラムは作成しないほうがよい。HDD iPodに保存できるファイルの上限には2GBの制約がある(FATの制限)。ファイルを2GBに分割・復元するツールをインタプリタで動かせば大きなファイルも保存できる。
(11) ビデオiPodとはいえ、ビデオを見るには小さすぎる画面だ。むしろ、デジカメの方がビデオを見るに適している。意外とデジカメがポストiPodなのか?デジカメには撮影や録音もできる機種がある。十分iPodをしのぐ機能だ。そういえばD-Snapはデジカメ?出身の携帯プレイヤーだったかな?
少し細かい内容になってしまった。ということは、それほど問題が少ないということ。よくできた製品だ。

計算機科学を学ぶゲーム(片手でいくつまで数えられるか?)

計算機科学を学ぶゲームを思いつくままに紹介しよう。ここでいうゲームには、コンピュータを使わない遊びも含まれる。

最初の話題は「片手でいくつまで数えられるか?」である。
5本の指を1本ずつ折りながら数える方法では、5つまでしか数えることができない。
1本の指は2つの関節があるので、関節で区切られた節を親指で抑えることで、12まで数えることが
できる。親指以外の4本でそれぞれ3つまで数えられるので12になる。
しかし、2進数を使うともっと多くの数を数えることができる。
指が折られていれば1、そうでなければ0を表すことにする。
5本指は5ビットになるので、0~31まで数えられる。
実際には特定の指(例えば薬指)だけ折るのは練習が必要かも知れない。
慣れないうちは親指で補助して4本だけ使ってもよい。
それでも15まで数えることができる。
以下に0~15までを0,1で示す。このパターンで指を曲げればよい。
0:0000
1:0001
2:0010
3:0011
4:0100
5:0101
6:0110
7:0111
8:1000
9:1001
10:1010
11:1011
12:1100
13:1101
14:1110
15:1111
この方法は何かにつけ、たくさんのものを数えなければならないとき便利なので、日常生活でも十分利用できる。

XAMPPのすすめ

XAMPPはApache,MySQL,PHPを1つにまとめたオールインワンパッケージである。Windowsをサーバにするとき便利なソフトだ。Apacheなどは標準できつめのセキュリティに設定されている。そのため使える状態に仕上げるのは手間である。XAMPPでは最初からすべての機能が使える。もし、サーバを公開するなら、初期設定でゆるめに設定されたセキュリティをユーザが制限する必要がある。それもまた手間なので、実際にはWAMPアプリを動かす練習用に使われる。
最新版ではメールやFTPサーバまで含むようになった。登録確認メールを送信したり、コンテンツの転送までできるようになった。ここまでくると個別にサーバをインストールするより、XAMPPをインストールした方が早い。
XAMPPにはアドオンがあり、PerlやTomcatを組み込める。PerlはActivePerlでPPMも使える。Tomcatを使うには別途JDK1.5が必要だ。
せっかくなら、AXISアドオン、Globusアドオンも用意してくれないものだろうか?XAMPPをインストールすればグリッドになるというのは魅力的なアイデアだと思うのだが。

持続可能社会と検索指向計算

石油が枯渇するといわれて久しい。地球温暖化を防ぐために石油を節約しなければならない。
リサイクル(recycle)はだめだ。節約(reduce)が必要だ。コンピュータに携わる人間の一人として計算の節約を考える。
世間では計算といえば数学だと思っている人が多いだろう。私は計算は物理だと思っている。
私の計算は頭の中の計算ではなく現実世界の計算である。計算機はエネルギーを使って計算する。だから物理なのだ。エネルギーを節約するには計算そのものを節約する必要がある。
現在の計算機科学ではよしあしを性能で評価することが多い。それは、車でいえばレーシングカーの評価基準である。考えてみれば、おかしなものだ。車を選ぶときエンジンの性能を気にする人がどれだけいるだろう。その意味では今だ計算機は発展途上の製品なのだ。
性能すなわち計算時間を基準にするとどんなにエネルギーを使っても速く計算した方がよいことになる。そこで評価基準を変えよう。性能/エネルギーにする。すると速く計算することよりエネルギーを小さくすることが重要になる。例えば、2台で2倍の性能を得ても2倍のエネルギーを使うのでは意味がない。これは事実上並列処理の終焉を意味する。現在の計算機科学では並列処理は高性能化の決め手である。並列処理を封じられると高性能化が困難になる。
新たな評価基準の下ではパラダイムシフトが必要になる。そこで検索指向計算を提唱する。
無駄なエネルギーは無駄な計算から生じる。そこで、ある計算を既に実行し、結果が存在するなら、その結果を共有し、無駄な計算を省く。このとき計算結果は検索で求める。これを検索指向計算と呼ぶことにする。
検索指向計算では、エネルギー最小化と高速化を両立できる。

iPodはnanoがよい。

携帯音楽プレーヤーとしてはiPodがNo.1である。
人気な理由もうなずける。
しかし、iPodはiTunesが動作するPCがなければ成立しない商品である。
iPodを使用している人が多いということは、それ以上にPCの利用者が多いということだ。
通常のiPodはHDD内蔵で保存できる曲数も圧倒的に多い。
しかし、あまりに多いと選択するのも大変だ。
また、iPodは基本的にPCのHDDと同期する仕組みなので、PCを変更するとコンテンツの移行がとんでもなく手間である。
結局、PCとは別にiTuneサーバが欲しくなる。
iPodからPCへと同期してくれればいいのだが、おそらく方法はあるのだろうが、マニュアルには書いてない。
ちなみにiPodにはマニュアルらしきものは全くと言って良いほどない。
実にそっけないマニュアルだ。
最初はダイヤルの回し方さえわからず、試行錯誤した。
今でこそ簡単と思えるが初めてのI/Fでありながら、マニュアルに説明がないのだ。
最初に、あのI/Fに接した人は絶対ファミコンコントローラのようにボタンを押したと思う。
しかし、押しても回らない。
そもそもダイアル自身は回らず、タッチを検出するだけなのだ。
懇話休題、nanoに話を戻そう。
iPod nanoはHDDの代わりにフラッシュメモリを用いた小型iPodである。
容量は1/10以下になるがそれでも十分な容量がある。
HDD版iPodより軽く、小さい。
もっと小さいiPodにはshuffleがある。
shuffleは使ったことがないが、買いたいとは思えない。
shuffleには液晶がない。
液晶がないということは曲を選択できないということだ。
だから、shuffleはランダムに曲を変える(シャッフルする)。
こんなものはいらない。
やはり、iPodはnanoがよい。

詰め替え用ポンプ式容器

シャンプーなどの環境に配慮した製品ではポンプと詰め替え用がそれぞれ販売されている。
ポンプが高いので詰め替え用品を自然と購入することで無駄なゴミを省くことができる。
そのような中で詰め替え用品をそのままポンプにする事ができるアイデア商品がある。
要は、ポンプを詰め替えの袋に直接差し込み、袋ごと容器に入れてしまうのだ。
袋から容器に入れ替える手間も省ける優れ物だ。
しかし、値段が高いのが問題だ。
値段が高くても長く使えるなら十分価値がある。
しかし、実際には使用するにつれ、液だれしたり、カビがはえたりする。
つまり、いずれ不潔になって廃棄する。
それを避けることができれば寿命を延長できる。
そこで、詰め替え用ポンプ式容器全体を消毒できる容器をセットにして販売してはどうだろう。
洗浄剤も市販のものを使う。
これは哺乳瓶の消毒に似ている。
長く使うには劣化を抑える素材を使う必要がある。
少し重くなるがガラスはどうだろうか?
ガラスなら洗浄する必要もないだろう。ポンプ機構だけを洗浄すればよい。
ポンプは手にもって使う訳ではない。置いたまま片手で押すことが多い。だから重い方が使いやすい。
はて、このアイデアは果たしてものになるだろうか?