2012年4月14日土曜日

ブラウザはクラウドの支店

データセンターを本店とすれば、ブラウザはクラウドの支店だ。
確かにブラウザとクラウド本店の間はネットワークの大海で隔たっている。しかし、ブラウザは既に一歩クラウドの中に踏み込んでいると考えた方がよい。いうなれば空港のようなもので、出国ゲートの向こうは外国なのだ。
GoogleはChromeを用いてGoogle Printを実現している。クライアント側にブラウザのような支援者がいなければユビキタスなプリントサービスは実現できなかった。
ブラウザがクライアントにあることで、クラウドはクライアントの機能をほぼすべて利用することができる。Chromeがカバーできていない範囲は、(Internetではない)Explorerだ。Chromeがローカルファイルのナビゲーションをうまく扱えるようになると、Explorerが使われなくなる可能性がある。そうなれば、Pogoplug cloudのような特別なソフトを使わなくても、すべてのストレージがクラウドに統合される。

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