2009年7月16日木曜日

リソースフォークとしてのzipファイル

Zipファイルに複数のXMLなどをまとめて収納し、ひとつのファイルに見せる方法は広く使われている。OpenOfficeやMS-Office2007などが代表だろう。しかし、このような方法は他のアプリケーションにも広まりつつある。今後は一般的な方法になるだろう。そうなったときどのようなことが起きるか考えてみる。
Macにはかつてリソースフォークという概念があった。これはファイルのデータに付随する資源をデータとは別に管理しながら、それらを一体的に扱う方法だった。悪いアイデアではないが、ファイルシステムレベルで実現されていたため問題点が多かった。いまのMacではもうない。 しかし、zipを使えばアプリケーションレベルで簡単にリソースフォークが実現できる。
昔の有効だったが不十分だったアイデアをもう一度見直すと、現在では十分に有効であることもある。今後は、ZIPリソースを管理するためのライブラリが整備されると一気に加速するかもしれない。

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