2009年10月28日水曜日

MySQLがOracle試用版になれば

MySQLをSunが買収し、そのSunをOracleが買収した。この結果、OracleはオープンソースのDBMSを持つことになった。Oracleの製品ラインナップからみれば無用の製品だ。このままではMySQLという人気製品が消えてしまうかもしれない。そこで生き残り策を考えた。それがOracle試用版への変身だ。
Oracleは普及すているが、優良でしかも高い。導入の敷居がとても高いということだ。こればビジネスの機会を逸しているといえる。もっと手軽に互換性をチェックできればと願う人は多いだろう。そこでMySQLの仕様を変更してOracle互換のDBMSになれば戦略製品に生まれ変わる。
OSSコミュニティにとってはMySQLという人気製品を失うことになるが、代わりにOracle市場に食い込むきっかけになる。
誰にとっても悪い話ではない。

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