2011年2月17日木曜日

政治の問題点

現在の政治がよいという人はほとんどいない。
自民党がだめで民主党が出てきたが、民主党もだめだとわかった。かといって自民党が復活することもない。
結局、政界再編という手段によって誕生した政党では何も改革できないということだ。
これには理由がある。
政党が変わっても、それによって変わるのは理念・政策であるが、それを実行する政治家自身は変わっていない。
つまり、同じ人が政治をする限りいくら政策を変更しても実行できないということだ。
政党の理念・政策が変わっても、それによって人の行動が変わらなければ肝心の政策は実行されない。
これにはいくつかの原因がある。1つは政治の実行者たる政治家が政策を信じていないため、それを実行する意志がないことだ。もう1つは意志があるにもかかわらず実行力が伴わないことだ。いずれの場合も政治家自身を変えるしかない。
つまり新しい世代の政治家を国会へ送るしかない。
しかし、どのような政治家ならよいのか?
結局、政策に回帰する必要がある。残念ながら有効と思える政策を誰も考えつかないことが問題なのだ。
つまり、政治家自身より政治家のブレインが育っていないということだ。

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