2008年12月30日火曜日

子供に分かる時計

子供それもまだ小学校に上がる前の幼児は数がわからない。そのような子供にも時間の観念は大切だ。しかし、時間を教えようとしても時計の文字盤が読めないのでは教えようがない。そこで、子供にも分かる時計が必要だと思う。
まず、すべてのデジタル時計は失格だ。個人的にはデジタルは嫌いでない。むしろ職業柄、デジタルでなければ困るとさえ思っている。しかし、大人にはよくても数字の読めない子供には全く適していない。
だからといって、アナログならよいともいえない。少なくとも今のアナログはそれほどわかりやすくない。短針で時間を、長針で分を示す方法は、針の指す位置に書かれた数字を読めなければ理解できない。
いっそ数字が全くない時計を考えたほうがよいだろう。そこで、考えてみた。
まず、時間を大まかに示すなら昼と夜に対応させ、白い背景と黒い背景に塗り分けるとよいだろう。そして太陽の動きに合わせて場所もずらした方がよい。
また、白だけでなく虹のようなグラデーションを使えば、もっと細かい時間を色で識別できる。例えば、水色(6:00-8:00)、緑(8:00-10:00)、黄色(10:00-12:00)、橙(12:00-14:00)、赤(14:00-16:00)、紫(16:00-18:00)のようにする。ただ、この色わけでは午後のおやつの時間があいまいになる。補助線を引くこともできるが、色を変えてもよい。
色で識別する方法では、さらにグラデーションを細かく変化させると細かな時間にも対応できる。また、おおまかな時間でよければ針も一切必要ない。
この方法の問題点は、針の読み方を覚えられないことだ。あくまで時間感覚をつかむことで、文字盤の読み方は別の問題とする。

0 件のコメント: