2009年2月23日月曜日

Linuxはインスタントと仮想化に特化すればよい

Linuxがデスクトップに普及しない。一方で、サーバOSとしては検討しているが、Windows Serverの攻勢に有効な手がない。
デスクトップとしてのLinuxは、起動の早さを生かしてインスタントOSとなるのがよいだろう。もっともインスタントOSになるには代表的なディストリビューションでさえまだ重い。もっと軽くなる必要がある。要は、そのPCの仕様でだけ起動すればよいのだ。
また、デスクトップでも有効だが、サーバでは仮想化の機能が不可欠だ。LinuxはVMMのDomain 0を目指すべきだろう。あるいは、少なくともそのようなディストリビューションが選択肢にあってもよいはずだ。仮想化では、もちろんDomain 0以外のOSも動作する。Windowsだって動かせる。しかし、いつもWindowsを動かす必要はない。
起動と仮想を制覇すれば、Windowsを包囲することができる。逆に、Windowsとしては、その包囲網を突破する製品を開発する必要がある。

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