2009年5月4日月曜日

スキャナ式洗濯機

現在の主要な洗濯機は大きなドラムを回転させるため、エネルギーも水もたくさん使う。水に関してはオゾン洗浄なども登場しているが、基本的には少なくない水を使う。また、エネルギーは乾燥分を除いても、衣類だけでなく、ドラム自身を回転させるので大きなエネルギーを使っている。
これでも別段不自由ではないが、新たな可能性としてスキャナ方式も考えられるのではないかと思う。
ここでいうスキャナ方式とは、洗浄したい局部に超音波を当てる方式を意図している。ドラムを回転させるのではなく、超音波を発生させるだけなので、エネルギーはおそらく小さい。しかし、衣類をスキャンすること自体が難しい。タオルだけなら簡単だろうが、衣類の形状は様々だ。よって、当面実現は困難だろうが、基礎研究が進めば将来復活する可能性もある。例えば、ズボンプレスのように衣類を挟み込んだまま全面で洗浄してはどうだろう。
衣類を1枚ずつ選択するのは手間がかかるが、洗濯だけでなく、乾燥やアイロンがけまでしてくれるなら手間をかける意味が十分ある。

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