2009年5月11日月曜日

自販機グリッド

日本では自販機が広く普及している。自販機でも販売促進のために定期的なデータ収集が欠かせない。そのために自販機をネットワークに接続することも重要な課題だ。もし自販機がネットワーク化されれば、新たなプラットフォームが登場したことになる。
自販機では、特に冬場は飲み物を温めるために電力を消費している。温めるための電力に意味のある計算をさせようというものが自販機グリッドだ。
自販機には今でもマイコンが内蔵されているので、それを高性能化するのはおかしな話ではない。例えば、広告を表示する自販機のプロセッサはパソコン並みのものが使われているだろう。もっとも低価格ネットブックやPDA相当のものだろうが。それでもグリッドを行う意味はある。
グリッドとして計算資源を提供する見返りに電力消費量の一部を負担してもらえる。無駄に熱になってたエネルギーがお金になるというのは、自販機を設置する経営者にとってもうれしいことだろう。

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