2010年12月24日金曜日

小さくない電子ブックリーダ

さまざまな電子ブックリーダが発売されているが、いずれも携帯性を重視している。
これは、ある意味、当然であるが、しかし、必ずしも電子ブックリーダは小さくなければならないわけではない。
今の市場を見れば、early adopterは中年だろうが、活字の本を読まない若年層もマンガ本なら読むだろうし、もちろん老年も読む。若年層と中年層は携帯性が必然かもしれないが、老年層は自宅に入れことが多いので、必ずしも携帯する必要がない。むしろ、家庭内にある機器で電子ブックを読めた方が便利かもしれない。
今の電子ブックリーダは1ページ単位が標準である。しかし、マンガ本などは見開き2ページで1枚の絵を構成していることもある。携帯電子ブックリーダに2画面持たせるより、1枚の大画面リーダが必要とされるだろう。
さらに、家庭内で大画面の情報機器といえば大画面TVだ。こたつに入りながら大画面TVで読書するというのも悪くない。このような大型電子ブックリーダは日本の得意分野ではないだろうか?
しかし、本家のTVが斜陽なので、それどころではないかもしれない。しかし、だからこそ、このような新分野の開拓が必要だ。早くしないとSamsungが出してしまうかもしれない。

0 件のコメント: