2007年6月27日水曜日

ソーラーカーの使い方

日本テレビの鉄腕DASHでソーラーカーが日本一周を成し遂げようとしている。
これを見てソーラーカーに興味を持った人も多いだろう。
私もソーラーカーなどまだ夢の技術だと思っていた。
しかし、実際よく走る。
もちろん、テレビには走っているところしか映さないので裏にはそれなりの苦労があるのだろう。
まず、走り始める時間が昼近くであることから、夜遅くまで走っているにせよ、走行距離はさほど長くないことが分かる。
しかし、ソーラーカーを使おうという人なら、そのことは承知していて、近距離の通勤に使いたいと思うのではないだろうか?あるいは買い物でもよい。
もしそうなら、十分に使えるレベルにあることになる。
ソーラーカーは地球環境にやさしい夢の車だ。
それが今すぐ使えるなら使うべきではないだろうか?
そこで、ソーラーカーを2台使う方法を提案したい。
そもそも、何台あってもそれぞれが十分な走行距離がないので、近距離の通勤を目的とする。
1台乗るたび、翌日1日かけて充電し、その間は別の1台に乗る。
このように交互に乗り換えれば毎日ソーラーカーで通勤できる。
今まで、ソーラーカーをあきらめていた人は1台しか持たないことを前提にしていた。
ソーラーカーは高いので1台しか買えないと思っていた。しかし、DASHの例を見ると実際にはかなり安いのではないだろうか?
ソーラーカーをガソリン車の半分の値段で販売できれば、一気に普及できる可能性はある。
ガソリン車でもインドのメーカーは激安車を開発しているそうだが、日本の安全基準では受け入れがたい。しかし、その製造技術はソーラーカーにも転用できるだろう。
ソーラーカーの用途から軽自動車がよいだろう。軽自動車は1台約100万円であるから50万円くらいで販売したい。
中古の(しかも廃車寸前の)軽自動車を改造するものとして、車両価格は数万、後はモーター、ソーラーパネル、バッテリー、人件費だろう。
外国で組み立てれば人件費も安い。輸送距離を考慮すると中国が適切だろう。
バッテリーも普及品でよい。
中古車とモーター、ソーラーパネルを輸出し、中国で組み立てればかなり安く販売できるのではないだろうか?
最後に駐車場は大きな問題だ。2台(ガソリン車も持つなら3台)駐車するスペースはなかなか確保できない。少なくとも駐車場の契約料が倍になる。

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