2007年6月26日火曜日

SecondLifeの問題点

SecondLifeはリンデン社の運用する3D共有仮想世界である。
SecondLifeは今急速に普及しつつある。
ここで、SecondLifeの可能性と問題点を考える。
SecondLife以前にも3D共有仮想世界は存在したが、いずれも物珍しさでプレイされた後、ブームは急速に衰えていった。ここへきてMMORPGのブームがあり、プレイヤーのすそ野が広がってきた。もちろん、ハードの進歩も見逃せない。これらの理由と相まって、現実通貨と交換可能なゲーム内通貨を持つSecondLifeが注目されてきた。
SecondLifeがそれ以前の仮想世界と異なる点は仮想通貨を現実通貨に交換できることにある。ゲームの通貨を現実通貨に変えることは日本で違法性はないのだろうか?もし、合法ならパチンコやカジノも合法になるだろう。ギャンブルでなけれはよいのだろうか?SecondLifeの中でパチンコを営業したらどうなるのだろう。何の問題もなく換金できてしまう。カードも何も関係ない。日本の会社が行えば取り締まりも可能だが外国の会社なら取り締まる法律も適用できない。利用者を取り締まることはできるかも知れないが、匿名の仮想世界でどうやって本人を特定するのだろうか?プライバシーを守らなければリンデン社自身の命取りとなる。
ゆえに、SecondLifeはパチンコ天国となるだろう。パチンコのあくなき娯楽性の追及の前ではカジノなど稚戯に等しい。もっとも文化の違いで世界的に受け入れられるかは不明だ。その点、スロットなら万国共通なので確実だ。
パチンコ会社はSecondLifeに出店すべきだ。一般店舗にもSecondLife端末を設置すべきだ。
パチンコ産業は1兆円産業だという。1兆円は上限ではない。SecondLifeの通貨を管理するリンデン社はそのような規模の経済を本当に管理できるのだろうか?さらにヘッジファンドが通貨操作をしかけたらどうなるのだろう?リンデン社がグリーンスパンを雇うことになったらおもしろいな。

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