2008年4月21日月曜日

Advanced vs Applied

応用問題という言葉は誤解を招く。日本語は1つの言葉に多くの意味をこめることが多い。それが根本的な原因だ。
こういうときは英語に直すと理解しやすい。ここではadvancedとappliedで意味を明確に分ける。
一般的に応用問題というときは発展的な問題を意味する。つまり、1つの原理だけでなく複数の原理を応用しないと解けない高度な(advanced)問題というわけだ。advancedというといかにも高度な印象を受けるかも知れないが、実はそれほど複雑ではないということだ。試験の文章問題の多くは、この種の問題だ。しかも、文章問題は、複数の原理を使っているわけではなく、単に文で問題を表したにすぎない。
それに対して実社会の中で現実に応用(applied)できるかという問題はずっと複雑だ。まず、適用可能な原理の範囲が限定されないので、あらゆる範囲を検索する必要がある。試験問題の場合は、出題範囲が決まっているが、現実の研究開発に出題範囲などない。しかも、原理自体が未知であることもある。その場合、原理そのものをどう突き止めるかという段階から始める必要がある。

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