2008年4月1日火曜日

東芝はメインストリームに出てくるか

日本の半導体産業で東芝の好調さが際立つ形となった。
しかし、それを支えるNANDフラッシュメモリやCELLは必ずしも盤石とはいえない。
NANDフラッシュメモリは競争が過熱する恐れがあり、価格の下落が予想される。
CELLはPS3次第だ。
もっとも東芝の強みはシステムLSIだろう。それは基本的に多品種少量生産の市場だ。労働コストが比較的大きくなる。半導体の強みを発揮しているとはいえない。中国で設計した方がよい。
個人的にはCELLの勢いをかってメインストリームのx86互換CPU市場に出てくれるとうれしい。しかし、東芝はdynabookを持つのでIntelと競争するわけにはいかないだろう。
ここでVIAの方法が参考になるように思える。得意のシステムLSIで周辺を抑えて、徐々にCPUへ近づく。最初はメインストリームを避け、競争力をつけてからメインストリームを狙う。
ガートナーによれば半導体産業は長期に停滞する可能性があるようだ。新たな市場の開拓が必要だ。もしメインストリームで競争力をつけるならx86互換CPUが手札として必要だろう。最初に狙うべきはUMPCあるいはMIDだ。ぜひ夢の1チップPCを出してもらいたい。1チップPCはx86互換でなければ意味がない。
当面はNANDフラッシュメモリを用いてSSD市場を開拓することになるだろう。HDD市場も十分大きいが、これが半導体に代われば新たな市場となる。

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