2008年10月29日水曜日

就職氷河期再び

来年から再び就職氷河期が始まる。
今の大学3年生は運が悪かった。今年はバブル期の再来といわれる就職天国だったが、一転して冬の時代となりそうだ。
世界経済の悪化の影響から企業は経費削減へ乗り出す。最大の経費削減は人件費の抑制だ。大量の退職者と最小限の新規雇用で人件費は大幅に抑制される。しかし、スキルの伝承など大きな課題も残る。もしかしたら、この雇用抑制が日本のモノづくりの力を弱める切り札となってしまうかもしれない。
就職氷河期はこれから3年続くと言われている。逆にいえば3年間は就職より自分のスキルを磨く時間と考えたほうがよいかもしれない。氷河期に就職した学生は、そうでない学生と比べてかなり損をしているように思える。長い人生から見れば氷河期に就職に固執することは賢明とはいえないかもしれない。雪解けを待って就職するのも1つの方法だろう。

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