2009年8月26日水曜日

カナダのスパゲッティ

カナダのスパゲッティはまずい。好意的に解釈すれば、うまさの定義が違うのだろう。多くの場合はアルデンテをうまいと感じるだろう。日本では、うどんも讃岐うどんのような歯ごたえが好まれる。しかし、カナダのスパゲッティはアルデンテとは程遠い。茹で過ぎて柔らかくなったものが多い。観光地の有名店はもちろん、イタリア料理店でも変わらない。多少は専門店の方がましかもしれない。
なぜカナダがそのような食文化になったのかよくわからない。カナダに大きな影響を及ぼした三国、イギリス、フランス、アメリカではきちんとしたアルデンテだからだ。一般にイギリス圏よりフランス圏の方が料理はうまいと考えられる。しかし、カナダのフランス圏でもアルデンテはない。
どうやらこれは有名な事実らしく、小説などでも揶揄されている。
しかし、例外がないということは、カナダの人はその方が好みだということだろう。食の基準は一律ではないということだ。

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