2009年8月26日水曜日

機内食はなぜまずいか

機内食がまずくて食べる気がしない。航空会社の中には機内食に力を入れていてうまいところもある。しかし、それでもまずく感じてしまう。その理由を考えると、単にうまい料理をつくるだけでは不十分であるように思われる。うまく食べさせる工夫が必要なのだ。
飛行機に長時間乗っていると軽い車酔いに近くなる。要はエレベーター酔いなのだ。長時間エレベーターに乗って上り下りしていれば、たいてい胃がおかしくなる。そのような状態で食事をうまいと感じるの無理がある。凝った味付けをするほど逆に胃がむかつく。しかし腹は減っているので、何か口にしたい。そのような時は、さっぱりしたものか、単純な味の方がよい。個人的な経験では、サンドイッチやスナック、ケーキ、くだもの、サラダなどは受け入れやすいが、メインの肉類はだめなことが多い。カレー味はまだしも照り焼きはきつい。日本人にはさっぱり味がよいのだろう。しかし国際線ともなれば日本人だけにむいた味にするわけにもいかない。要は、単に地上で試食してメニューを決めるのでは不十分ということだ。
国内線ではもともと食事がでないことから弁当持ち込みが当たり前になっている。これからは国際線でも個人の好みで持ち込むようになるだろう。

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