2010年1月12日火曜日

日本語Windowsの文字コード問題の解決法

WindowsがSJISを用いていることが、ガラパゴスを生んでいる。
日本語Windowsでは、APIレベルでSJISのファイル名を用いているが、内部的にはUTF-16である。しかし、日本語Windows意外ではAPIレベルでUTF-8のファイル名が使われており、日本だけが特殊なアプリケーションを開発する必要がある。
これを解決する手法として、UTF-8文字コードのファイルシステムを別途提供することが考えられる。特に、1つのファイルシステムをSJISとUTF-8の2つの異なるビューとして共有する仮想ファイルシステムが必要だ。
このような仕組みを用意した上で、新しいOSではUTF-8を基本としたファイルシステムへ変更すべきだ。過去の資産は仮想ファイルシステムを経由して取得できればよい。
Windows 7の次のOSでは、このような仮想ファイルシステムの提供が必須だろう。そして、次の次では、仮想ファイルシステムをレガシーとして排除する。これにより日本語Windowsも世界標準の仲間入りできる。その結果、日本独自部分がなくなり、開発コストも大幅に削減できるだろう。

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