2008年8月14日木曜日

低価格ノートにおけるOSのコスト

低価格ノートにおけるOSのコストは極めて深刻な問題となっている。
いまや販売されるノートの半数は低価格ノートだといわれている。低価格ノートは人気商品なのだ。しかし、利益率は薄い。薄くても利益が出せるなら、売りたくなる。その際、OSのコストは極めて大きい。
あるノートのカスタマイズを見ると、Vista HomeからVista Proに変更するだけで9000円ほど価格が上昇する。低価格ノートの価格は60000円ほどなので20%近くがものではないソフト(しかもOSだけ)に支払われているということだ。しかもVistaはHWをうまく活用しているとはいえない。特に低価格ノートのような貧弱な仕様には合わない。
本来はLinuxが救世主となるはずだったが、先行きは明るくない。Ubuntuは元気だが、まだまだ困難な道が続いている。

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