2008年5月21日水曜日

大学計算機の古きよき時代

昔、大学の計算機は教員と職員が協力して管理していた。教員は自作のプログラムを教育や運用に活用した。
現在、情報システムは複雑化し、教員や職員の手に余るものとなった。SEが管理し、教職員は直接手を出せなくなった。
その結果、自作のプログラムを使う機会も減り、教育効果が減退し、管理コストが増えた。
これは理系学科に顕著だった。理系学科にとってはSEによる管理は利点ばかりではなかった。しかし、多くの文系学科にとっては利点だけだった。その結果、理系学科は文系学科と同じ環境で勉強することになり、理系の特徴は失われていった。
これは一面の真実だが、公平な推論ではないかもしれない。

0 件のコメント: