2011年1月17日月曜日

宅配業者を装った殺人事件の対策

宅配業者を装う事件が多発するようになると、宅配業者に対して安易にドアを開けることに抵抗を感じるようになる。少なくともセキュリティの観点からは決して望ましいことではない。
しかし、宅配自体は便利なサービスであり、利用しなくては生活が成り立たない。そこで、問題はいかに安全に宅配物を受け取るかに焦点が移る。
簡単かつ有望な解決法はドアの改善だ。ドアのリフォームを通じてビジネスチャンスが生まれるだろう。
具体的にはドアを開けずに宅配物を受け取ることができるようにする。まず、ドアにアイフォンのようなカメラ付きドアフォンを設置する。また、郵便受けも必要だ。それらを用いて実際は以下のようなやり取りになるだろう。
1. 受領書を郵便受けで受け取る。
2. 押印して郵便受けから返却する。
3. 宅配物をドア前においてもらう。
4. 業者がいなくなったことを確認して宅配物を受け取る。
この方法の問題点は宅配物が一時的に放置されることである。その間の置き引きが心配であるが、実質的な問題はないだろう。完全に解決するにはドアを宅配物を受け取る大きめの箱を用意するか、玄関を二段階で設けるなどの工夫が必要となる。これらはコストがかかる。

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