2011年1月31日月曜日

クラウドにおけるアルゴリズム

クラウドユーザの立場からアルゴリズムを考える。評価基準は時間だけでなく、料金も考慮する必要がある。料金は時間に比例するが、その料金は資源にも比例し、その最大値となる。よって資源をあえてボトルネックとすることで、つまり資源を節約して時間をかけることで、トータルの料金を減らすことができる。例えば、AWSなら最小インスタンスは時間あたり10円だが、一つ大きなインスタンスは100円になる。10倍の性能差は許容範囲となる。
このような観点からクラウドに有利なアルゴリズムを探すと、メモリ消費の少ないアルゴリズムが有利と考えられる。ファイルを用いたアルゴリズムもLinuxベースのクラウドでは、メモリにキャッシュできるので意味がある。
いずれにせよオーダー的には定数倍の効果しかないのは確かだが、それがコストに直結するとなると無視できない。

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