2009年3月5日木曜日

SSDで変わるバス

バスはCPUと周辺デバイスを接続する最重要経路だ。PCにとっての背骨ともいえるだろう。
もっとも重要なデバイスはメモリであり、その仕様DDR3-2133では、最大転送速度は17GB/sになる。メモリは特別扱いされるため、その他のデバイスとはバスを共有しない。
一般的なバスはPCI(あるいはPCIe)だ。PCIe 1.1 x 32なら8GB/sまで可能となる。
いま、SSDの大容量化・高速化が進行している。Z driveは容量1TB、転送速度700MB/sだという。
このくらいでは、まだPCIeの帯域を使い切ることはないが、バスは複数のデバイスで共有されるので実用上の上限にかなり近づいている。さらに、デバイスの性能が向上するとバスがボトルネックになる。特にグラフィックアクセラレータと共有するならなおのことだ。
SSDをそのままメモリに使うことはないだろうが、SSDがPCIeの1つを占めることは間違いない。

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