2009年6月17日水曜日

PCのモデルチェンジ戦略

車のモデルチェンジは4〜5年かけるが、PCのモデルチェンジは4ヶ月ほどしかない。いわゆる商機に便乗するタイミングで、4月、9月、12月ごろが時期となる。しかし、これほど頻繁にモデルチェンジしていては、開発費だけで高騰してしまう。部品を組み立てるだけの特徴のない製品が増えていく。かといってモデルチェンジしないと飽きられ、忘れられる。話題にならなければ売れない。よって、モデルチェンジは話題を提供するためにあり、かならずしも経費をかけて行う必要はない。
そこで、高品質のPCを開発するためには少なくとも1年かけて開発するべきだと思う。それでも話題になるモデルチェンジ戦略を考える。
1年かけて開発するのはハードウェアだ。それに先だってコンセプトは4年周期で考案する。ハードウェアの刷新は12月の年末商戦をターゲットとする。ここがボーナスや休暇とも重なり一番売れやすいと思われる。その他の4月、9月はソフトウェアのバージョンアップで対応する。しかし、ハードウェアであってもカラーバリエーションの変更などは手堅いところかもしれない。
本来は毎年新しいOSが登場すれば話題になる。しかし、マイクロソフトにそのような考えがない以上、あきらめるしかない。1つは別のOS、すなわちLinux版を用いる方法だ。これは市場が小さいが、専用機のようなイメージで使う人には十分だ。少なくとも携帯のOSを入れ替える人はいないので、ネットブックでも同様と考えられる。ネットブックは価格が決め手なのでOS代は大きい。Linuxのバージョンアップは6ヶ月単位で行われることもあるので、毎回バージョンアップすることも不可能ではない。もう1つはアプリケーション、サービスの変更だ。先に買った人に対しても低価格でバージョンアップを保証すべきだろう。それで顧客を囲い込める。
このような戦略をとる場合、PCを単なる機械と考えるのではなく、HWとSWが一体化したシステムと考える必要がある。

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