2007年11月3日土曜日

災害時におけるセンサーネットワーク

災害の復旧にセンサーネットワークを役立てようという動きがある。
しかし、災害が起きてからセンターをばらまくのは難しい。
救助を優先すべきときにセンサーをばらまく手間をかけることは困難だ。たとえ、それが最終的には救助に役立つとしても、目の前にいる被災者を助けるだけで手一杯のはずだ。
もっともヘリコプターや飛行機で空からばらまく方法は考えられる。しかし、この方法は災害でも山火事のような場合に使われる方式で、都会の地震等には適さない。
したがって、災害が起きてからセンサーをばらまくのでは遅い。
しかし、災害前にセンサーをばらまくと無駄になる。
一般的にはそのような無駄を許容できない。
そこで、既製品にセンサーを兼用させることが重要だ。
無線LANはセンサーのプラットフォームとして十分な機能がある。同様の情報家電をうまく活用することが重要だ。
しかし、これらの情報家電は電力供給が遮断されると機能しない。
そこで、太陽電池で動作する街路灯などを活用する方法が考えられる。

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