2007年11月17日土曜日

日本は北朝鮮と国交正常化する気があるのか?

拉致問題が原因で国交正常化がこじれている。
いま、この問題の球を握っているのは日本だろう。少なくとも北朝鮮からアクションを起こす必要は何もない。6カ国会議は日本を蚊帳の外において動き始めている。
日本がどう対応するかで相手の対応が変わる。
何かできるのにしないということは、本気で国交正常化する気がないのではないかとも思えてくる。
国交正常化したら補償問題が表面化し、その賠償額をどのように準備するかが問題となる。どう考えても日本が北朝鮮に与えた被害の方が大きいはずだ。拉致問題を考慮しても、日本側が支払う金額が大きい。
その支払いをまともにするだけの財政基盤があるのだろうか?
年金問題も大きい。国内の財政だけで手一杯で、損害賠償まで考えられないのではないか?少なくとも具体的な財源は議論されていないのではないか?
だから、球を握ったまま、どこにも投げずにいるのではないか?
そう思えてならない。

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