2007年7月14日土曜日

年金に頼らない老後

社会保険庁が燃えている。
そのため、年金がもらえるかどうか心配する人もいる。
そこで、年金に頼らず老後を送るための人生設計を考える。
まず、年金額を算出する。
簡単な試算なら社会保険庁のページ(http://www.sia.go.jp/cgi/simulate/top.pl)で計算できる。
仮に夫婦あわせて20万円/月としよう。
これなら今の物価で質素な生活を送ることができる。
実際に、この額をもらえなくても、自分でこの額を稼ぐことを考える。
すべて金利でまかなうためには預貯金では不可能なので投資するしかない。
投資信託の中には年利5%で運用しているものもある。
年利5%の投資信託で月20万かせぐには、4800万の元手が必要である。
こんな額をいきなり用意することは不可能だ。
そこで時間を味方につけて30才から60才までの30年間で4800万円貯蓄する。
30年間5%複利で運用できるなら、30才のとき1100万用意できればよい計算となる。
しかし、これもかなり難しい金額だ。
そこで、30年間5%複利で運用する投信に積み立てることを考える。
すると、頭金0でも毎月6万ずつ30年間積み立てれば、30年後に約5000万円貯蓄できていることになる。これぞまさに「時は金なり」である。
これは決して無理な額ではない。
既に住宅ローンでそれ以上支払っている人もいるはずだ。
しかし、住宅ローンと同時に老後の資金を積み立てるのは結構大変かもしれない。
ローンはなるべく早く返済し、老後の資金を積み立てるべきだ。
これで安心して老後を迎えることができるかというと、この話が成立するには多くの前提があるので、断言はできない。

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