2007年7月29日日曜日

ポストQBハウス

QBハウスは、1000円でできる床屋だ。
散髪専門で、洗髪などは一切しない。
1人平均10分で散髪し、回転率で勝負している。
ファッションとは程遠いが、利益率はいかにも高そうだ。
洗髪の代わりに切った頭髪を掃除機で吸い取るなどいたるところに工夫が見られる。
これは床屋の革命だといってよい。
しかし、QBハウスは十分世の中に知れ渡っている。
今回、QBハウスの次の床屋革命について考えてみたい。
例えば、1人500円で散髪できるビジネスモデルを考えれば十分対抗できる。
本来、価格競争を始めると不毛な競争になるのだが、コストダウンと考えればよい。
少しとっぴかもしれないが、ポストQBハウスはロボットや素人でもできる散髪方法の開発だと思う。
完全ロボット化は開発が困難で、導入コストも高い。
プロの技術を持った低価格のロボットと素人の人間の組み合わせが妥当だと思う。
ロボットは融通が利かない。素人には技術がない。両者は補完できる。
ただし、問題はそのようなサービスが法的に許されるかどうかだ。
このビジネスモデルが有効なら、何も日本で商売する必要はない。
最初から世界を相手にしたほうがよい。

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