2007年12月30日日曜日

ガラスの便器

以前、トイレの便器が陶器なのは問題ではないかと、問題提起した。
その代案を述べていなかった。
私案としてガラスを提案する。
私は陶器に詳しくないことを告白し、素人考えであることを明白にしたうえで、主張する。
陶器は粘土を焼いたものだ。焼いた粘土が再使用できるのかどうかがよくわからない。再使用できるなら特に問題ないが、決して容易ではないだろう。
それに対してガラスは化学的に安定しており、容易に再利用することもできる。陶器より便器の素材としては理想的だと思う。
それならば、なぜ今便器にガラスが使われていないのか?それが問題だ。
想像だが、強度ではないだろうか?
しかし、強度に問題があっても、それで壊れても再利用可能なら交換すればよいだけだ。逆に、定期的に交換することでリフレッシュするサービスも考えられる。
ところで、調べてみると、松下電工から有機ガラスの便器を用いた全自動掃除トイレが商品化されている。つまり、とっくにガラスの利点は理解されていたわけだ。
それでは、なぜ他のメーカーはガラス製便器を作らないのか?
1つの答えは陶器メーカー出身のため、ガラス生産の技術を持っていないからだろう。だとすれば、ガラスメーカーにとって大きな市場を獲得するチャンスかもしれない。
しかし、便器はガラスだけではなりたたない。台座までガラスにするとさすがに強度がたりないだろう。2つの素材を組み合わせるほうがよいだろう。
もう1つは従来どおりの陶器かもしれない。あるいは木材でもよいだろう。

0 件のコメント: