2007年12月1日土曜日

Googleのサーバは日本のサーバより多い?

Googleのサーバは100万台だという。
これは日本の1年間のサーバ出荷量60万台を上回る。
こちろん日本全体のサーバ台数をGoogle1社で上回るはずはない。
しかし、今のペースだとやがて日本全体とGoogleが同じ台数のサーバを持つことになるかもしれない。
これを危惧する声は大きい。
それはもっともなことだ。しかし、危惧すべきはデータセンター関連産業であり、ユーザは必ずしもその限りではない。
ユーザにとっては最も安いサービスを選択するだけの話だ。Googleだろうが、日本メーカーであろうが関係ない。両者が切磋琢磨してくれればそれでよい。
問題はGoogleの一人勝ちになると価格が高騰する可能性があるということだ。
私は以前から国家プロジェクトをするならスパコンよりデータセンターだと主張して来た。今後ますます企業戦略では太刀打ちできなくなり、国家戦略が必要になるだろう。

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