2007年12月2日日曜日

Social Address Book

前の記事でグループウェアについて考察し、その本質がグループ管理だと述べた。
それを実現する1つの方法が共有アドレス帳(Social Address Book)だ。
アドレス情報は個人情報なのでこれを共有する発想は従来なかっただろう。
しかし、特定のグループ(例えば企業など)ではメンバーの個人情報を共有するコンセンサスが存在する。要はそのグループの外部に漏洩しなければよいだけだ。(もっともそれは極めて困難なことだ。)
メンバーがいちいち作成しなくても主なサブグループが登録されているアドレス帳があれば、ポータルサイトだけでグループウェアの用を足す。
この場合、管理者がサブグループ情報を投稿し、皆がそれを更新する手続きを踏む。
それに対して、Socialというからにはボトムアップのアプローチがあってもよい。その場合、名前の付け方に個人差があることが問題となる。よって、含まれるメンバーによってグループを比較し、グループの同一性を検証し、同一化を推奨する機能が必要だ。
この程度の機能があれば共有アドレス帳として十分使えるだろう。

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