2008年2月24日日曜日

年収1000万世帯は下流?

米スタンフォード大が世帯年収1100万円未満の学生の授業料を無料にするようだ。
このクラスの大学では授業料収入は大した問題ではないとしても、年収1100万円未満の世帯というといかにアメリカでもほとんどの学生が対象になるような気がする。
ただし、この待遇が留学生に当てはまるかどうかはわからない。
もし、あてはまるなら頭脳流出は加速するだろう。もっとも、これを非難することはできない。
すでに、本当に優秀な人材は留学する時代になっている。
日本では年収300万円の世帯が増えてきているという。大半の世帯は年収1000万未満だろう。ならば、誰でも、つまり、あまり優秀でない人材も留学する時代になるということかもしれない。その場合、スタンフォード大のメリットがどこにあるのかわからない。単なる社会貢献の一環ということかもしれない。

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