2008年2月27日水曜日

多数のミニクラウドか、少数のメガクラウドか

クラウドに関する予想には2つあるようだ。
多数のミニクラウドができるという考えと、少数のメガクラウドができるという考えだ。メガクラウドという言葉は、ここだけの造語だ。100万台からなるGoogle規模のクラウドという意味で用いた。メガクラウドが世界に5カ所あれば現在の需要をまかなえるという話もある。
合理的に考えれば少数のメガクラウドだろう。しかし、人間は必ずしも合理的ではない。
少数のメガクラウドでは寡占状態となり、計算価格が高騰する危険性がある。
一方、ミニクラウドは現在の企業サーバより大規模になるはずだが、それほど変わらないかもしれない。つまり、ミニクラウドは投資的にも環境的にも贅沢なシステムだということだ。しかし、既存の企業システムの延長で実現できるので、ビジネス的には多数のミニクラウドができたほうがよい。

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