2008年2月5日火曜日

生物的データセンター

生物は新陳代謝によって定常状態を維持する。
その意味ではデータセンターは生物に似ている。
単純にMTTFで計算すると、データセンターでは毎日のように故障が発生し、部品を交換している。また、老朽化により性能が劣化したら交換する。
やがて、すべての部品が交換されたら、新しいシステムに生まれ変わる。しかし、部品は変わっても本質は変わらない。
ソフトウェアを生命、部品を細胞にたとえると、まるで生物のように聞こえる。
巨大な情報システムを考えるとき、特にライフサイクルを含めて考える場合、生物との類似性を考慮することは有益だ。
もちろんデータセンターは生きていないので、過剰な擬人化は不要だが、よい比喩になる。

0 件のコメント: