2007年10月28日日曜日

自分発見は科学か?

キャリアプランニングというと聞こえはよいが自分の適正がわからず悩む人が自分発見のために勉強することが多くなっているらしい。
素人考えでも自分を理解することは難しい。
なにより自分の限界や無能さを知るのはつらい。決して楽しいとは思えない。
なぜそんなことをしたいのか不思議だ。
モラトリアムは一概に悪いとはいえない。後で後悔するより先に努力するのはよいと思う。昔から「若いうちの苦労はかってでもしろ」とはよくいう。
問題は無駄な努力ならしない方がましということだ。特攻は愚策だ。愚作の結果は悲惨だ。努力は報われるからこそする意味がある。
私は自分発見の方法論を知らないし、あるとも思えない。せいぜい適正検査くらいだろう。しかし、情熱の前には多少の不利は障害でない。逆に情熱の欠如は致命的だ。だとするとなんでもよいから興味を持たせ情熱を持たせることだという結論になる。それは科学ではない。

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