2007年10月7日日曜日

富裕層のための病院

現在の病院経営は健康保険に依存している。
そのため、できないことも多い。
そこで、健康保険の適用にこだわらない富裕層に向けて高品質かつ高価な治療を目指す病院があればよい。
富裕層が、そういう病院へ移動することで、一般の病院に通院する患者には相対的に多くの健康保険を適用できるようになる。
これは弱者切捨てではなく、むしろ弱者救済になる。
病院にとっても富裕層から高額の治療費を受け取ることができれば経営が安定する。
ただし、富裕層は限られているので、少数の富裕層をめぐって病院は競争することになる。この分野で勝ち残るには思い切った投資が必要であり、ハイリスク・ハイリターンの病院経営になる。だれもが参入できる分野ではない。また、地理的にも高級住宅街に隣接する必要がある。

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