2007年10月4日木曜日

日本で大型サーバを使うには

日本のサーバ事情は厳しいようだ。
日本では小型サーバしか売れない。小型サーバの単価が安いため、利益率が低い。しかも、高度な技術を必要としないため、価格競争にさらされる。
大型サーバは小型サーバより高価だが、対費用効果は高い。言い換えれば、対費用効果が高くない大型サーバは失格だ。
日本で大型サーバが流行らないのは、日本にGoogleのような巨大なビジネスモデルがないからだ。いずれも少々大きいくらいのサーバで十分こなせるため、小型サーバを数多くそろえる道を選択してしまう。
そこで、日本で大型サーバが売れないなら、大型サーバを小型サーバとして売ればよい。
つまり、複数の企業にサーバの利用をサービスとして提供する。いうなれば、Server as a Serviceだ。
今でもレンタルサーバは数多い。サーバメーカーがこの分野に直接参入するしかない。
ユーザ市場の利益率の高い?ところを直接押さえたほうが有利だ。
このような戦略を展開すると、中小サーバレンタルベンチャーは軒並み強力な競争にさらされることになる。
しかし、それがグローバル化だ。国内でも海外でも競争から逃げることはできない。

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