2007年10月12日金曜日

大画面テレビは顕微鏡

大画面テレビは人物の顔を実際のスケールより大きく見せる。
ということは顕微鏡だ。
仮想現実では、仮想世界における現実感が重要だ。
そのため、本当の大きさを再現することも課題となる。
大画面テレビは仮想現実ではないが、近距離から見ると、事実上の仮想現実になる。
そこへ巨大な顔が表示されるのは違和感がある。
これからのテレビ放送を考えると、テレビの画面を大きくするかどうかより、テレビと視聴者の距離を把握して、視聴者に製作者の意図したサイズを正確に伝えることが重要だと思う。
本来なら、このような進化こそ次世代のテレビに求められるものではないだろうか?

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