2007年9月19日水曜日

高断熱設計の家

日本の家はかつて夏のことを第一に考えて作られていた。
冬は厚着していればよいが、夏は着物を脱いでも暑いからだ。
しかし、今は違う。
夏はエアコンがあるから快適だ。むしろ、冬が寒い。
そこで、高断熱設計が普及している。
高断熱設計は省エネにもよい。
エネルギーのことを考えればそれでよいが、これが問題を生んでいるように思う。
最近はアレルギーになる子供が増えている。
おそらくカビ・ダニなどのハウスダストが換気されないためだろう。
高断熱設計では基本的に換気が弱い。
だから、空気が新鮮にならない。
私は建築家ではないので、間違っているかもしれない。
しかし、子供の体質が変化する理由が他に思いつかない。
省エネを選ぶか、健康を選ぶか、両方を実現してくれる建築設計が直ちに必要だ。

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