2007年9月27日木曜日

Many Coreが実現するもう一つのシンクライアント

シンクライアントの実現方式は以下のように5つ考えられる。
(1) サーバ方式
クライアントは表示のみ行う端末となり、アプリケーションはすべてサーバで実行される。1台のサーバでN台のクライアントのアプリケーションを実行する。現実的にはN=2ぐらいだろう。
(2) ブレード方式
サーバ方式とほぼ同じ。違いはサーバが複数のブレードで構成されていることである。ブレードごとにN台のクライアントをサポートできるので、サーバ全体はさらに多くのクライアントをサポートできる。
(3) 仮想マシン方式
基本的にはサーバ方式とほぼ同じ。違いはサーバが仮想マシンであることである。
(4) ネットブート方式
これに加えてCPUがMany CoreになるとCPU1台でN台分の働きをするようになる。よって、1台のCPUでN台のシンクライアントをまかなうことができる。
(5) コア方式
基本的にはサーバ方式と同じ。しかし、1つのコアが1つのサーバに対応する。実際には、仮想マシンによってコアの管理をすることになるため(3)と等しくなる。

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