2007年9月26日水曜日

液晶と太陽電池を合体させたら

液晶といえばシャープだが、実はシャープは太陽電池でも世界一のシェアを持っている。
しかし、年々シェアが落ちているので今も世界一かどうかはわからない。
そこで、両者を組み合わせたらどうかと考えた。
もちろん、大型液晶テレビが太陽電池だけで駆動できるはずもない。しかし、シャープは液晶にセンサ機能を組み込むなど多機能化を進めているので、駆動電源を太陽光で補充する液晶ができてもおかしくないと思う。
最近の時計に使われている太陽電池を見ると、どれが太陽電池かわからないくらいだ。もし透明度の高い太陽電池ができれば、液晶に重ねることで、特に大型液晶の場合は広い面積で発電できる。太陽電池を重ねることで発色が悪くなっても用途によっては許されるだろう。
また、枠に太陽電池を組み込むことも考えられる。発電量は少ないがデザインは自由だ。また、テレビ背面に組み込んでもよい。壁に掛けない場合は、かなり発電できるかもしれない。逆に、窓に背を向けて設置すれば、むしろ好都合かもしれない。簡単な試算をしてみる。発電効率15%、42型で0.7平方メートルとすると、100Wぐらい発電できることになる。42型の液晶テレビの消費電力は200Wを超えるので、半分をまかなえる可能性がある。
最後に、液晶パネルの裏に太陽電池を組み込む場合を検討したい。液晶の裏には普通バックライトがある。つまり光が直接供給される。ということは、もし太陽電池の起電力で液晶を制御できるなら配線が不要になるということではないだろうか?
専門家ではないのでうまくいくかどうかはわからない。もし可能ならおもしろい製品ができるだろう。

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