2007年9月27日木曜日

高齢者の買い物用自転車

日本では世帯あたりの人数が年々減少している。
複数世代同居は少数派で、核家族化、あるいは個人化が進行している。
老人だけの世帯が多くなることは明らかだ。
老人が生活をするために買い物をする。買い物の宅配というサービスもあるが、年金生活では少し苦しいだろう。
車で買い物に行くことになるが、高齢者の運転は心配だ。足腰が弱ったら、車も運転が難しくなる。
そこで、自転車で買い物に行くことになるだろう。
しかし、今の自転車で買い物に行くのはかなり厳しい。足腰が弱っているのにバランスをとれというのは無理がある。やはり三輪車が必要だろう。
毎日買い物にいくのは大変だ。大きな荷物を乗せて、一度に済ませたい。また、起伏の激しい土地もある。パワーアシストが必要だ。
このように考えると、かなり大きな自転車になる。電気自動車という選択肢もあるが、既に述べたとおり、自動車は危険だ。あくまでも自転車の範疇で解決したほうがよい。
このような自転車は、あるにはあるがまだまだ開発が足りない。もっと、コストダウンすべきだし、もっと機能的にも工夫すべきだ。
そして、行政は自転車が安心して通行できる道を整備すべきだ。今の自転車はマナーも最悪だが、そもそも環境が整備されていない。マナーを云々する前にきちんとしたルールと環境を与えるべきだ。

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