2007年9月23日日曜日

仮想的な海外旅行

海外旅行ではトラブルに会う危険がある。
完全に安全な海外旅行というものはない。
しかし、仮想的に海外旅行を行うことができれば、安全な観光も実現できる。
仮想的といってもSecond Lifeの中で旅行するというわけではない。
現地にエージェントが必要になるが、その人にカメラやマイクをつけてもらい、その人の経験したことを自分の経験として視聴するというサービスを考える。仮に仮想旅行社と名づけておく。
利用者はエージェントに行き先や行動を指示することができる。
時差があるため、日本では深夜の利用となることもあるだろう。
利用は個人または団体で仮想旅行社の一室からエージェントと連絡する。個人のPCを直接接続するのは可能であるが、セキュリティや契約上のトラブルが発生する可能性もある。
問題は、臨場感を伝達する技術である。高精度の映像はもちろん全方位映像があればなおよい。同様に音声も全方位からサンプリングする。そして、風や温度、においも再現できれば楽しい。
次の問題は、任意の場所での中継を可能にする技術である。オープンスペースならWiFiが使える。WiFiでも帯域が足りないとなれば、現在の技術では難しいだろう。クローズスペースや、僻地では別の方法が必要になる。衛星電話も選択肢のひとつかもしれない。
大いに研究して実現して欲しいものだ。

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