2007年9月13日木曜日

iTunesと携帯

iPodは十分普及したが、同じようなものを2台持ち歩くのはためらわれる。
2台目のiPodはもちろん、携帯でもiPodと同じように音楽がきけるのでiPodそのものがいらないという人もいるだろう。
その半面、音楽ばかり聞いているとバッテリーがなくなるので、やはりiPodは必要だという人もいるだろう。
問題は2つある。
1つめは、本当に携帯でiPodと同じような音楽が聞けるのかということだ。これには音楽の質と量、さらに操作性や互換性の問題がある。音楽の質と量とはCDなみの質のデータを多くそろえることができるかどうかということだ。PCとリンクすれば、この問題は解消する。携帯だからダウンロードしなければならないという発想ではだめだ。操作性は携帯よりPCの方が優れている。データの互換性は携帯でもPCと同じデータが使えるかどうかという問題だ。携帯もMP3なら問題ない。
iPodはiTunesすなわちPCがないと何もできない、ある意味ではバリア商品だ。最近、iPod touchで改善されたが、touchがPCの操作性にいたるかどうかは疑問だ。しかし、touchにできるなら間違いなく携帯にもできる。つまり、今の携帯はtouchと同等の機能を持てるはずである。
しかし、実際には失敗している。
その原因はソフトの作り込みにある。単に「できる」というレベルでなく、「便利」だと思わせるレベルに完成度を高めることができるかどうかにかかっている。
すなわち、ハードではなくソフトの問題だ。
そのようなソフト開発が日本のメーカーはかなり弱い。

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