2007年9月10日月曜日

文化的生活に必要最低限の収入は

現在の福祉基準は生きていくために必要最低限のラインを割っている。
最低限の生活は厳しく決して長く続かない。
そうではなく、長く続けることのできる豊かな(かといって贅沢ではない)生活基準とは、どのくらいなのか考えてみよう。
まず、持ち家の人だけではないので、貸家の人も暮らしていけるようにする必要がある。
家賃として7万円を考える。東京では足りないかもしれないが、近郊では十分だ。
光熱費に3万円を考える。季節によっては厳しいかもしれない。
食費は1食500円とすると、3食で1日1500円、30日で45000円になる。このままでは外食もままならないので、おやつ代を1日500円、30日で15000円とし、これを加算する。食費の合計は6万円になる。我が家では1世帯全体でも同じくらいの額だ。個人の食費としては十分な額だろう。
衣料費は毎月季節の服に買い換えるとして、大雑把に1万円とする。個人的には多すぎるくらいだと思うが、ファッションに関心のある人には少なすぎるかもしれない。
交通費は公共交通機関を利用すると仮定し、初乗り運賃程度で毎日の買い物に出かけると仮定し、1日500円、30日で15000円とする。
医療費は多くを医療保険で賄うため1万円と仮定する。これは持病の人には少なすぎる額かもしれない。
ここまでの合計は19.5万円である。
趣味も考えると、やはり最低でも20万円は必要だ。

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