日本のIT業界、そしてひいてはサービス業を活性化するには、ヒーローが必要だ。
そのヒーローはスーパープログラマーだ。ここで、スーパープログラマーは、卓越したアイデアを独力で実現できる能力を持ったプログラマーを指す。
日本でもスーパープログラマーが生まれつつある。以前にもいたが、最近注目されるようになっている。人手不足の影響かもしれない。
これらのスーパープログラマーは新しいサービスを創造し、イノベーションの原動力になる。いまは、互いに連携して有益なシステムとなるにはまだアプリケーションが小さいが、やがてビジネスで利用できるレベルに成長していくと期待している。
これらのスーパープログラマーはベンチャーを作ることが多い。それもよいが、ベンチャーを作らなくても活躍できる場があれば、スーパープログラマー予備軍の活力を引き出すことができるだろう。
そのためにはスーパープログラマーを応援するファンドを作るとよいだろう。
日本人に他人の活躍を羨む傾向があるように思える。ヒーローを嫌い、貶める動きをする。そのためヒーローが登場しにくい。スーパープログラマーががんばっても足を引っ張る人が出てくる。そのとき応援してくれる人がいれば心強い。それが金銭的な利益のためであってもだ。
ファンドは応援したい人に投資するということだ。そして利益が還元される。応援する気持ちがリスクを受容する。
このしくみで比較的容易にベンチャーを起こせるようになれば、スーパープログラマーの活躍できる場が増えるだろう。また、最初からリスクを織り込んだファンドなら再チャレンジも容易だろう。
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