2008年3月8日土曜日

CD+MP3

CDの売上が減っている。しかし、音楽需要が低下しているわけではない。メディアとしてのCDに問題点が目立つようになってきたのだ。
CDは長期保存に優れたメディアだ。テープよりずっとよい。それは疑いない。しかし、今CDで音楽を聞くことが少なくなった。すでにCDの聞ける携帯音楽プレイヤーはほとんどなくなった。つまり、ユーザはCDからデータを取り出し、携帯音楽プレイヤーにコピーする手間をかけてもその方がよいと思っている。
そのような時代にCDはバックアップの意味しかない。ならばユーザの利便を図り、最初からMP3を販売すればよい。iTunesがそれだ。
しかしiTunesにも問題がある。売り切りなので保証がないのだ。HDDの故障でデータが消えると投資した財産が消えてしまう。いまやデータが本当の財産なのだ。その不安を払しょくするサービスを提供すればiTunesを超えることができる。
具体的にはCDと抱き合わせで販売するか、保証期間中何度でもダウンロードを許す。短期的には前者が、長期的には後者がよい。

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