USBは便利だが、いくつかの理由から避けられている。
1つは他のインターフェースに比べてあまりに口径が大きいことだ。MacBook Airでは薄型のコネクタを採用したと聞く。そのような工夫をしなければ、薄い製品を作れない。そのくらいスペースの無駄がある。
もう1つの理由は取り付け場所だ。機器自体の大きさも問題だが、小型化できないものもあるだろう。ノートの場合、USBは本体の左右にあることが多い。ノートを携帯するとき左右を手で持つので、邪魔になる。下手をするとぶつけて壊してしまうかもしれない。
このような問題を解決するにはどうすればよいか考えてみる。
1つはインターフェースを小型化することだ。変換コネクタが必要になる。これはいずれ必ず必要になるだろう。
もう1つは取り付け場所を変えることだ。脇にインターフェースをつける必要があるなら、もっとも邪魔にならない場所はディスプレイの上だ。ディスプレイは開けて使うのでぶつかることはないだろう。ただし、ディスプレイはかなり薄いのでコネクタを変更する必要があるかもしれない。
また、回転型のコネクタを用いて、本体下部にUSB機器を収納してしまう方法も考えられる。あるいは、コネクタと本体を柔軟なケーブルで結び、USB機器を邪魔にならない場所に設置する方法も考えられる。USB HDDなどは、これに近い。しかし、この方式はあまり人気がない。移動が面倒になるからだ。テープで接着するのもきれいではない。
わりとよさそうに思えるのは、タイピングのために本体を斜めにするとき、本体の下にできるスペースにUSBを取り付けることだ。ただし、USB機器の大きさによっては取り付けられない。
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