2007年8月15日水曜日

シンモバイル

HDDのないクライアントPCをシンクライアントという。
ここでは、機能のない携帯をシンモバイルと名づける。
現在の携帯は多機能化が過度に進行した結果、高コスト化も進行してしまった。
その結果、開発期間の短縮が困難な状況となり、国際競争力を失っている。
携帯から本質的に必要でない機能はネットワークの「あちら」側に移動すべきだ。
つまり、携帯2.0である。
本来、ドコモは、このようなことをドコモ2.0と称するべきだった。
携帯の機能がサービスとなると何が変わるのか?
まず、不要な機能が削除され、資源が節約され、コストが下がる。逆に言えば、利益率が高まる。また、サーバは携帯と独立するためサービスが安定化し、常にサービスを進化させることができる。
では、省略可能な機能とは何だろうか?
メールはWebでよい。写真管理もWebでよい。その他データ管理もすべてWebでよい。QRコードの読み取りはWebサービスにできるだろう。世界時計、目覚まし、電卓などもWebでよい。Webでできることを携帯にさせる必要はない。
思い切って携帯をIP電話にすることも考えるべきだろう。
では、本質的な機能とは何だろうか?
Web自身は必要だ。しかも可能な限りPCに準拠したほうがよい。
Javaはプラグインの一種と考えたほうがよい。
ブラウザでJavaScriptが動けばJavaは不要となるかもしれない。
むしろJavaScriptコンパイラが必要だろう。

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