2007年8月17日金曜日

クライアントサイドRuby

RubyはRuby on Railsによりサーバサイドで有名になった。
しかし、クライアント側ではぱっとしない。
(私が知らないだけかもしれない)
クライアント側ではJavaScriptの独壇場だ。
しかし、JavaScriptは大変癖の強い言語だ。
特に、オブジェクト指向ではなくオブジェクトベースである点が問題だ。
JavaScriptをオブジェクト指向という人もいるかもしれないが、それはオブジェクト指向風の書き方もできるという意味で、原理的にはオブジェクトベースに他ならない。
その点Rubyは由緒正しい?オブジェクト指向だ。
Smalltalkの生まれ変わりだと思っている。
RubyはJavaを凌駕するかもしれないが、JavaScriptに代わる方法は今のところない。
JavaScriptに対抗するにはブラウザ内でRubyを実行できなければならない。
この場合、性能も重要なので、JavaScriptでRubyインタプリタを書くというのは反則だ。
サーバサイドではRubyをJavaで実行するJRubyは反則どころか本命ではないかと思う。
元々サーバサイドでは機種に依存しない性質が求められていたが、Ruby自体は機種に依存する。
その点ではJRubyはRubyより優れている。
しかし、JRubyもJavaScriptの代わりにはならない。
アプレットは実行できるかもしれないが、それ以外は無理だろう。
今後、ブラウザに任意の言語をインストールするプラグインが開発されることを期待したい。

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